「高松宮記念・G1」(30日、中京) 中団につけた単勝2番人気のサトノレーヴが直線で抜け出し、G1初制覇を飾った。短期免許で来日したばかりのジョアン・モレイラ騎手(41)=ブラジル=が、鮮やかな騎乗で栄冠に導いた。1番人気のナムラクレアは後方から追い上げたが3/4馬身及ばず、3年連続の2着。6番人気のママコチャが3着に入った。 “マジックマン”に導かれた6歳馬が短距離王の称号をつかんだ。サトノレーヴが今週から短期免許で来日したモレイラを背に、直線で豪快に伸びた。10年前に半馬身差の2着に敗れた半兄ハクサンムーンの借りを返すとともに、父ロードカナロアと同じく短距離界の頂点に輝いた。 鞍上…