国内最多の7424勝を記録し、1973年10月のデビューから半世紀以上という騎手生活を終えて、31日付で引退となる的場文男(68=東京・大井競馬所属)が30日、佐賀競馬場に来場。大勢のファンが詰めかける中で引退記念セレモニーが行われた。 父が佐賀競馬の馬主で兄・信弘さんが同場の騎手・調教師だったことから騎手人生スタートを切った思い出の地、佐賀で的場は「17歳の時に大井競馬場でデビューさせてもらい、これだけ長く騎手を続けられたのは、ファンのみなさまのおかげだと思っております。佐賀競馬場では里帰りジョッキーズカップや的場文男レジェンドカップなどを開催いただき、故郷が福岡県大川市なので毎年、楽しみにしていました。騎…