「日経賞・G2」(29日、中山) ライバルの猛追を振り切り、2番人気のマイネルエンペラーが初の重賞タイトルを手に入れた。好発から道中は丹内との呼吸をピタリと合わせ、好位外めを手応え良く進んだ。勝負どころの4角手前でゴーサインを送ると、最後までしぶとく脚を伸ばして先頭でゴールを駆け抜けた。 小倉牝馬S(フェアエールング)、小倉大賞典(ロングラン)に続いて今年重賞3勝目となった鞍上は「乗りやすいと聞いていたので不安はありませんでした。4角ではいつでも動ける位置と思っていましたが、思ったより前めで運べましたね」と初コンビながら文句なしのエスコートで勝利へと導いた。 朝から雨がしとしとと降り、…