春の中京開催を締めくくるG1「第55回高松宮記念」。尾張の舞台にトップスプリンター18頭が集結した。 昨年2着ナムラクレアに◎を託す。その昨年は小雨が降る悪天候の中、メンバー最速の上がり3F33秒2で頭差まで迫った。先行馬優位の流れを考慮すれば、勝ち馬以上に強いレースぶりだった。その後はキーンランドC5着、スプリンターズS3着に敗れたが、ルメールと初コンビを組んだ前走・阪神Cは外から力強い脚で差し切り。重賞5勝目を挙げた。 年齢を重ねて、以前より安定感が増してきた印象。1週前はルメールがコンタクトを取って坂路4F51秒5?1F12秒1。雪交じりの雨でタフなコンディションの中、シャープな脚さばきで駆け上がった。ここへ向…