「日経賞・G2」(29日、中山) 2番人気のマイネルエンペラーが重賞初制覇を飾った。テンに押してポジションを確保すると、道中はうなるような手応えで追走。3角過ぎからスパートを開始し、最後まで長くいい脚を使って先頭でゴールを駆け抜けた。2着には馬群をさばいたモレイラ騎乗の5番人気チャックネイトが食い込んだ。なお、単勝1・7倍の断然1番人気に支持された昨年の菊花賞馬アーバンシックはエンジンが掛かったところがゴール。3着に敗れた。勝ちタイムは2分36秒1(稍重)。 全姉には21年のオークス馬ユーバーレーベンがいる良血のゴールドシップ産駒。丹内は「乗りやすいと聞いていたので、特に不安はありません…