今週火曜日、佐賀県で桜の開花宣言が出された。JRAでは春GI開幕を告げる高松宮記念を30日に控え、いよいよ春到来。しかし、わずか1カ月半前は厳しい寒さが日本列島を襲っていた。 佐賀競馬にとっての一大イベント・佐賀記念当日もそうだった。数日前から断続的に雪が降り、ダートコースが凍結しないよう夜を徹したハロー掛けが行われ、当日も昼過ぎまではかなりの雪が舞っていたが、大幅な積雪は免れて無事にレースを開催できた。 その佐賀記念は、メイショウフンジンが内枠から楽にハナを取ってマイペースに持ち込んで勝利。後続の馬にとっては厳しい展開となったが、上がり最速の37秒8で迫ったのは2着シンメデージー(高知)だった。昨年…