春のスプリント王決定戦だが、季節柄パンパンの良馬場で行われることは少ない。過去10年間で1番人気馬は[1-1-1-7]と不振だ。舞台となる中京競馬場芝1200m戦はスタートしてすぐなだらかな上り坂のあと4角までは下り坂。そのため逃げ、先行馬にとっては息を入れにくいコース形態になっている。最後の直線は約400m。最後の240mは平坦コースだが、直線の入り口には高低差2.0mの急坂が設けられており、タフなコース設定となっている。 ◎サトノレーヴは2024年サマースプリントチャンピオンで、昨秋のスプリンターズS1番人気。デビューが遅れ、その後も2度にわたる長期休養を余儀なくされて6歳馬ながらも、今回が12戦目というキャリアだが、ここま…