◆第55回高松宮記念・G1(3月30日、中京競馬場・芝1200メートル) 双子の絆で大一番に挑む。高松宮記念に出走するキタノエクスプレスは、主戦の国分優が先月23日の京都1Rで右足を負傷し、休養を余儀なくされたことから、双子の弟でもある国分恭に白羽の矢が立った。坂口調教師は「タイプ的に合いそうなので」と自身が決めたことを明かし、恭介も「優作が大事にしている馬なので、変な競馬はしたくない」と気を引き締める。 先週、今週と追い切りに騎乗した恭介は「気が細かいところがあります。追い切りでは怖がりな面は見せませんが、ゴチャつくとひるむそうで、優作からも『リズムをつくって大外に出せれば』とアドバイスをもらい…