「高松宮記念・G1」(30日、中京) ナムラクレアが悲願のG1初制覇に向けて態勢万全だ。26日の栗東坂路で長谷川師を背に単走。ラスト1F11秒7と鋭く伸びて好気配を伝えた。JRA通算2000勝にあと「5」と迫る名手・ルメールの手綱でビッグタイトルをつかむか-。連覇の懸かるマッドクールも坂井が騎乗し、栗東坂路で活気十分の動きを披露。サトノレーヴは、短期免許で来日したモレイラを背に美浦Wで併せ馬を行い、きっちり先着を決めるなど元気いっぱいだ。 悲願の初タイトル奪取を決めるべく、究極の仕上げを施した。2年連続2着のナムラクレアは、長谷川師がまたがって栗東坂路で追われた。馬なりながら躍動感あふれ…