ダート中距離戦線を占う重要なGIII戦マーチステークス。春の中山を舞台に行われるこの一戦は荒れることも多く、19年には3連単で124万円超えの配当が飛び出している。今年も難解なメンバー構成となっているが、前走快勝組や地方交流重賞組など多彩な顔ぶれが集まった。 1.前走1着馬の安定感 過去のデータから、前走を勝利した馬は[4-2-2-21]で複勝率27.6%。単勝回収率も158%と高く、勢いのある馬は侮れない。特に前走で鮮やかな勝ち方をした馬は、重賞初挑戦でも十分に通用している。近年の傾向からも、前走での好走馬には注意を払うべきだろう。 2.前走4コーナーでの位置取りが重要 過去のデータによると、前走4コーナーを先頭で通過…