「マーチS・G3」(30日、中山) 総武Sを制したヴァンヤール。後方からまくり気味に追い上げると、長くいい脚を使って久々の白星を飾った。23年は重賞タイトルに手が届きかけたが、セン痛の手術を受け、長期休を余儀なくされた。復帰後は結果が出なかったが、ようやく本来の力を取り戻した。再浮上のきっかけをつかんだ古豪が、いざ重賞獲りへ。 ペイシャエスは重賞3勝の実績を誇る。前走のかきつばた記念は、首+首差の3着。中長距離で良績を残していただけに、ダート1500メートルは短い印象だった。距離を延長して本領を発揮する。 ダート転向後は破竹の4連勝と底知れない強さを見せるロードクロンヌ。前走の上総Sは…