23日に行われた阪神大賞典・G2(阪神・芝3000メートル)を圧勝した長距離ホースに競馬ファンの注目が集まっている。 1着馬に天皇賞・春(5月4日、京都)の優先出走権が与えられる伝統の長距離戦は、池添謙一騎手とコンビを組んだ4番人気のサンライズアース(牡4歳、栗東・石坂公一厩舎、父レイデオロ)が6馬身差で重賞初制覇。昨年の日本ダービーで4着と世代上位の力を示したが、その後は日経新春杯16着、前走の3勝クラス・早春Sでも2着と敗れ、格上挑戦での勝利だった。 好スタートを切ったサンライズアースは序盤からすんなりハナに立って1周目を周回。2周目の残り1000メートルを過ぎた地点でマコトヴェリーキー(7番人気)に先頭を譲…