今春に新規開業した柄崎将寿調教師(42)=美浦=が、3月23日の中山3R・3歳未勝利(ダート1800メートル=14頭立て)に出走させたメモリアカフェ(牝、父ナダル)が1着となり、デビュー4戦目で待望のJRA初勝利を挙げた。 大外の14番枠からスタートを決めて、そのまま流れに乗って4番手へ。直線の入り口で前をとらえると、すぐにゲンパチルーナを競り落として、みるみるうちにリードを広げて7馬身差の圧勝劇だった。 単勝1・6倍の圧倒的な人気に応えて、柄崎師は「これだけ人気になっていて、うれしいというより、ホッとしています。ゆっくり寝られそうです(笑い)」と、安堵(あんど)の表情を浮かべた。 この日は騎手時代の師匠で…