「フラワーC・G3」(22日、中山) 敗戦が糧になった。2番手でレースを進めた5番人気のレーゼドラマが3角過ぎからスパート。後続をグングン引き離し、最後は2馬身半差をつけて重賞初制覇を達成した。 前走のゆりかもめ賞で6着。スローペースの瞬発力勝負に対応できなかった。戸崎圭は「前走でこの馬の力を出し切れなかったので、そこだけは気をつけた」と敗因を分析し、今回に生かした。「長く脚を使うタフな馬なので、自分から動いて勝負を仕掛けた。いい感じで走ってくれた」と相棒をたたえた。 自身はこの勝利でJRA通算1600勝を達成。セレモニーでは、元騎手で18日にNARの調教師試験に合格した森泰斗氏がプレ…