デビュー15年目の藤懸貴志騎手が、フラワーカップ(3歳牝・GIII・芝1800m)のハギノピアチェーレ(牝3、栗東・高野友和厩舎)で4年ぶりの重賞2勝目を狙う。 藤懸騎手は11年デビューの32歳。怪我もあって年間10勝前後の成績が続いていたが、23年は自己最多となる20勝、24年は自己2位タイとなる16勝をマーク。親しみやすい性格や熱心に調教をつける姿勢、何よりも確かな騎乗技術が評価されて、多くの関係者の信頼を集めている。今年はここまで2勝だが、3番人気と7番人気で勝利、さらに16番人気での2着が2回あるなど、穴党の心強い味方となっている。 フラワーCのパートナーはハギノピアチェーレだ。自らが騎乗した2月の京都の新馬は、マイペー…