引退競走馬の支援活動などに取り組んでいる「TCC Japan」が20日、滋賀県高島市の観光名所でメタセコイア並木沿いにある観光養老牧場「メタセコイアと馬の森」のグランドオープン(4月19日)に向けて、竣工(しゅんこう)式が行われた。 年間、約30万人が訪れる観光地。並木沿いを馬車が走り、馬とカフェタイムを楽しんだり、馬の在り方や働き方、自然や地域との共生について新しい社会価値をつくる。「馬と自然と地域の共存」をコンセプトに人馬が安らげる空間の提供を目指す。全10頭で元競走馬は15年チャレンジCを制したフルーキー、20年日経新春杯2着レッドレオンなど6頭が在籍している。 竣工式には元JRA調教師の角居勝彦さん(60)、現役…