幾多の名勝負が繰り広げられた伝統の長距離重賞「第73回阪神大賞典」の最終追い切りが19日、東西トレセンで行われた。メンバー唯一のG1馬ブローザホーンは栗東坂路で実戦を想定した併せ馬を行い、順調な仕上がりをアピール。昨秋は不本意な成績に終わったが、立て直した効果を今年初戦で見せつける。また、3歳牝馬重賞「第39回フラワーC」はゴーソーファーが美浦Wコースで切れのある動き。3戦2勝の素質馬が重賞初制覇に燃える。 闘志に火が付いた。メンバー唯一のG1馬ブローザホーンはいつも通り坂路で最終追い。馬場が荒れた時間帯に加え、雪交じりの雨でタフなコンディションの中、アイルランズコール(3歳未勝利)を追いかける形でスタート…