「ファルコンS・G3」(22日、中京) 重賞を勝った芝1400メートルの距離に戻して巻き返しを図るパンジャタワー。前走の朝日杯FSは、中団で折り合い重視で運んでいたが、いざ直線で追いだされるとさっぱり伸びずに12着。最後の失速ぶりを見ると、距離が1F長い印象を受けた。父タワーオブロンドン譲りのスピードと決め手が持ち味。得意のカテゴリーなら、主役の座は譲れない。 朝日杯FS13着からの反撃を期すトータルクラリティ。その前走は前に壁をつくれず、行きたがるのをなだめながらの追走。脚がたまる場面がなく、直線で余力は残っておらず大敗した。能力の高さは認めるが、一方で気性面に難しさを残す現状。その点…