第16回フジノウェーブ記念・S3は13日、大井競馬場で強豪短距離馬16頭が1400メートルを争った。単勝1番人気のイグザルト(御神本訓)が直線入り口で先頭に立ち、あとは独走状態。ボイラーハウスに7馬身差をつける圧勝で重賞初制覇を果たすとともに、東京スプリント・Jpn3(4月16日、大井)への優先出走権を獲得した。 異次元の末脚7馬身差圧倒 異次元の末脚を発揮し、イグザルトが待望の重賞タイトルを手にした。好スタートから外めの3番手を確保。抜群の手応えで直線を迎えると、ほぼ馬なりのまま先頭に立ち、残り1ハロンから鞍上のゴーサインに瞬時に反応。矢のような伸び脚で後続を突き放し、7馬身差をつけゴールを駆け抜けた。 …