◆第74回スプリングS・G2(3月16日、中山・芝1800メートル=1着?3着馬に皐月賞の優先出走権)=3月11日、栗東トレセン 新馬戦とこぶし賞を連勝したマテンロウバローズ(牡3歳、栗東・昆貢厩舎、父ロジャーバローズ)はCWコースを気分良さそうに周回した。ここ2戦の内容について昆助手は「上手に走れて、コントロールが利くし、勝負強いですね」と高く評価した。 前走も内の狭いところから馬群をさばいて抜け出し、操縦性の高さを示した。「兄(マテンロウオリオン)はこの時期に若さが出ていたけど、この馬は大人っぽい部分がある。距離をこなしてくれば、選択肢が広がりますからね」と同助手。コースは中山に替わるが、長距離輸送も初戦…