今春も始動戦は走り慣れた中京芝2000メートルを選択した。プログノーシスは昨年暮れの有馬記念11着後、いったん栗東に戻ってから宮城県の山元トレセンに放牧へ。リフレッシュを図り、3連覇が懸かるここに狙いを定めた。先月13日に帰厩後も順調に乗り込みを重ね、6日の1週前追いは新コンビ西村淳を背にCWコースへ。いっぱいに追って6F77秒9(1F11秒7)で自己ベストを1秒更新。負荷をかけた。福永助手は「ジョッキーに感触を確かめてもらい、よく動けていました」と好感触だ。 一昨年このレースは逃げ粘るフェーングロッテンを捉え、3/4馬身差で重賞初制覇。昨年は2歳下の菊花賞馬ドゥレッツァ(2着)に5馬身差の快勝だった。JRA平地同一重賞3連覇…