スタンドリニューアル工事のため、約1年間休催していた阪神競馬場が3月1日に再開した。そんな同競馬場での開催をファン輸送の面から支えているのが阪急電鉄株式会社。ターミナルの大阪梅田駅、神戸三宮駅などから最寄りの仁川駅へ。マルーン色といわれる独特の茶色い電車が特徴の同社に、競馬との関わりを尋ねてみた。 大阪梅田駅から特急で2つ目の西宮北口駅で乗り換え、今津線で3駅進むと仁川駅に着く。同駅から阪神競馬場までは、専用連絡通路で5分ほど。かつて存在した臨時ホームは利用客の減少によって2013年に使用終了したが、現在も開催日となれば多くの競馬ファンが乗降。ホーム案内係員の増員、普通・臨時急行列車の運行などを行い…