2戦2勝でタイトル獲りに挑んだヴィンセンシオは2着惜敗。スタートを決めると押し出されるように先頭へ。向正面で勝ち馬に捲られても人馬はリズムを守って2番手追走。直線もしぶとく伸びて、いったんは2馬身に開いた差を首差まで詰めた。ルメールは「いい競馬をしてくれた。こういう馬場(やや重)は大変な中、いいステップレースができた」と振り返った。 初の敗戦も皐月賞切符は確保。レコードVの葉牡丹賞に続き本番と同じ舞台での連続好走は自信になる。森一師は「逃げる展開になったがスタートも良かったし、これも選択肢の一つかなと。道中で捲られたのも想定内。重い馬場はこなすとは思っていたが、得意だとは思わない。その中で最後まで…