「海老、白玉霰」の勝負服が、久々のビッグタイトル獲得となるか。株式会社ローレルレーシングが所有するローレルオーブ(牡3、栗東・杉山佳明厩舎)が、スプリングステークス(3歳牡牝・GII・芝1800m)で重賞初制覇を狙う。 ローレルオーブは父ウインブライト、母ルージュマジック、母の父アフリートの血統。母はJRAで未勝利だが、伯父のボールドブライアンは03年の東京新聞杯を制している。そして、いとこのウシュバテソーロは23年のドバイワールドCの覇者であり、現役屈指のダートホース。総獲得賞金の25億6362万5300円は日本馬では歴代トップとなっている。 ここまで7戦1勝。昨年7月の新馬は7着だったが、続く8月の未勝利で初勝利を挙げ…