4月末からホッカイドウ競馬で、6月には中央競馬でも新馬戦がスタートする。昨年はサートゥルナーリア産駒が27勝、ナダル産駒がダートで次々に白星を挙げて話題を集めた。新種牡馬の活躍は2歳戦線での見どころのひとつだが、今年デビューを迎える注目の産駒といえば。シンプルで覚えやすい馬名とタフな走りで人気を集めたキセキは、初年度から50頭がスタンバイしている。 キセキは父ルーラーシップ、母ブリッツフィナーレ、母の父ディープインパクトの血統。全妹のビッグリボンは23年のマーメイドS覇者で、伯母のダイワエルシエーロは04年にオークスを制した。16年12月にデビュー勝ち。翌年夏に500万下、1000万下を連勝し、神戸新聞杯2着をス…