皐月賞と同じ舞台で行われる重要なステップレースだが、このレースも他のトライアルレース同様にクラシックレース本番へと挑む有力馬のローテーションの変化の影響を受けつつある。それでも昨年の2着馬シンエンペラーは日本ダービー3着ののちジャパンC2着。一昨年の優勝馬タスティエーラ、22年の2着馬ドウデュースはのちに日本ダービーを制している。 ◎ヴィンセンシオは葉牡丹賞優勝馬。この時は開幕週だったとはいえ3か月ぶりの実戦で馬体重が14kg増。それでも前後半の1000mが59.4秒?59.4秒という流れを中団のイン待機。早めに前を捕まえに行って、最後は後続の猛追を抑え込んだ。新潟競馬場での新馬戦は内回りコースを使った2000m戦。100…