世界の競馬シーンで時めく矢作厩舎が今週末は国内重賞で輝く。伝統の皐月賞トライアル「第62回弥生賞ディープインパクト記念」(9日、中山)の最終追い切りが5日、東西トレセンで行われ、ドゥラメンテのラストクロップであるジュタが万全の仕上がりをアピールした。矢作芳人師(63)は「第59回フィリーズレビュー」(8日、阪神)にもモズナナスターが出走予定で土日重賞Vに挑む。 朝一番の坂路。世界を制した矢作厩舎のシンボルカラー赤白のメンコが連なって駆け上がってきた。その一団で、ステーブルジョッキー坂井が手綱を握ったのがジュタ。僚馬ストラテージュ(3歳未勝利)を2馬身追走し、ゴール手前で楽々と抜き去って4F54秒1?1F12秒0。連日の…