「弥生賞ディープ記念・G2」(9日、中山) 牡馬クラシックの登竜門にふさわしい多彩な顔ぶれがそろった。なかでも新馬-葉牡丹賞と連勝中のヴィンセンシオが要注目の存在。3連勝で重賞制覇となれば、一気に主役級へと躍り出る。 優秀な母系をバックボーンに主役の座をつかみ取る。ヴィンセンシオは新潟の新馬戦を制すと、2戦目の葉牡丹賞は2歳コースレコードで無傷2連勝。クラシック戦線において一気にクローズアップされた。 2連勝は首、鼻差と接戦をモノにした内容だが、この勝負強さは05年日米オークスを制した祖母シーザリオ譲りだ。森一師は「日本を代表する母系ですからね。この強い相手に、どういうレースをしてくれ…