定年や勇退で4日に厩舎を解散する調教師8人が2日、各競馬場で最後の開催に臨んだ。 鮫島一歩調教師(70)=栗東=が最後に送り出したリフレーミングは中山記念で15着に終わり、「最後に重賞を使って無事に帰ってきて良かった。ようやく出走までこぎつけたられたので」とホッとした表情を浮かべた。 G1勝ちは17年のエリザベス女王杯(モズカッチャン)だが、「(思い出の馬を)聞かれたらG1馬になるんだろうけど…。シルクフェイマスですね。厩舎の基礎をつくってくれて、あの子は何から何まで本当に強かった。走り方もヒョウみたいだったしね」と厩舎に重賞初制覇をもたらした功労馬に感謝した。…