「チューリップ賞・G2」(2日、阪神) 定年や勇退で4日に厩舎を解散する調教師8人が2日、各競馬場で最後の開催に臨んだ。阪神メインのチューリップ賞を制したのは9番人気の伏兵クリノメイ。7番人気のウォーターガーベラの強襲をしのぎ、初タイトルをつかんだ。ウォーターガーベラを管理する河内洋調教師(70)=栗東=も今回定年を迎える一人。弟弟子でもある武豊騎手(55)=栗東・フリー=とのコンビで“ラストレース”に臨んだが、写真判定の末、有終Vには鼻差届かなかった。 残り1Fで先頭に立ち、押し切り態勢に入ったクリノメイ。内からウォーターガーベラの猛追を受けたが、鼻差しのぎ切り、初タイトルをゲットした…