昨年のホープフルSで3着に大健闘したファウストラーゼン(牡3、栗東・西村真幸厩舎)が、弥生賞ディープインパクト記念(3歳・GII・芝2000m)で重賞初制覇を狙う。 ファウストラーゼンは父モズアスコット、母ペイシャフェリス、母の父スペシャルウィークの血統。父は18年の安田記念と20年のフェブラリーSを制した芝ダート二刀流の名馬。母は14年のアネモネS、16年の朱鷺Sの勝ち馬。叔母のペイシャフェリシタは18年の春雷Sの覇者で、いとこのペイシャフラワーは現役のオープン馬だ。 ここまで3戦1勝。昨年9月のデビュー戦は10着に大敗したが、同11月の未勝利を差し切って初勝利を挙げた。そして続くホープフルSでは単勝303.3倍の17番人気だっ…