G1高松宮記念の前哨戦「第20回オーシャンS」が1日、中山競馬場で行われ、1番人気の6歳牝馬ママコチャが差し切りV。23年スプリンターズS以来、1年5カ月ぶりの白星で復活をアピールした。 「これがG1馬」。場内実況が高らかに、ママコチャの復活を告げた。好スタートから3番手を確保。直線入り口では先行押し切り態勢のペアポルックスとは約3馬身の差があったが、鞍上の川田に焦りはない。外から1完歩ごとに差を詰め、最後は半馬身差できっちり捉えた。 同じ舞台でのG1制覇から約1年半ぶりの白星。「何よりこの馬が一番大きなところを勝ってから、結果が出てない日々を過ごしていました。この舞台で改めて重賞を獲ってくれたことをうれしく…