暮れの阪神JF、そして本番桜花賞と同じコースで行われる重要ステップレースで、上位3着までに桜花賞への優先出走権が付与される。過去10年間で、このレースをステップに桜花賞へと挑んだ馬は[2-8-5-33]。近年は前哨戦を使わないケースも増えているが、本番を占ううえでは見逃せないレースだ。 ◎マイエレメントは新潟競馬場芝1600m優勝馬。この時は半マイル通過48.6秒のペースを中団待機。最後の直線では余裕を持って外に持ち出されると上がり33秒3の末脚で抜け出した。続くアルテミスSは痛恨の出遅れ。控えて直線勝負に賭けたが、レースラップの最後の2ハロンが11.1秒、11.0秒ではお手上げだった。2着とタイム差なしまで追い詰めたのだから…