19年の朝日杯FS覇者のサリオスの半妹となるサリーチェ(牝3、栗東・池添学厩舎)が、日曜阪神5Rの3歳未勝利(牝・芝1800m)で初勝利を狙う。 サリーチェは父ドゥラメンテ、母サロミナ、母の父Lomitasの血統。母は12年の独オークスの覇者。半兄のサリオスは19年の朝日杯FSなど重賞を4勝。半姉のサラキアは20年の府中牝馬Sを制し、エリザベス女王杯と有馬記念で2着だった。母系はドイツの名牝系で、近親には21年のNHKマイルCを制したシュネルマイスターの名前もある。 ここまで4戦0勝。昨年8月の新潟のデビュー戦は4着。その後も2着、2着、4着と善戦こそしているが、あと一歩で勝利を逃している。今回はリフレッシュを挟み、約2カ月半ぶりとな…