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【中山記念】鮫島師 リフレーミングでラスト重賞有終Vだ 忘れられない「猛獣」シルクフェイマスと果たした重賞初Vの記憶

  • 【中山記念】鮫島師 リフレーミングでラスト重賞有終Vだ 忘れられない「猛獣」シルクフェイマスと果たした重賞初Vの記憶

     「中山記念・G2」(3月2日、中山)  馬なくしては語ることのできない半世紀だった。3月4日に定年を迎える鮫島一歩調教師(70)=栗東。「あっという間だったような気もするね。やり切ったというより、もっと勝ちたかった気持ちがある」。刻一刻と迫るホースマン人生との別れを前に、競馬への情熱は冷める気配がない。  馬とは無縁の環境で育った師。大きな転機は高校1年生の夏休み。在学していた学校に馬術部が新設され、興味を持って入部したことだった。「本当に馬と出会ったのはたまたま。ただそのなかでもやっぱり“馬が好き”という気持ちがありました」と、一貫していたのは馬への深い愛情だ。  ここまで着実に勝利を積み

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