「中山記念・G2」(3月2日、中山) 初の芝1800メートル戦。しかも23年の京成杯AH以来となる中山。7歳となったソウルラッシュが先を見据え、主戦場のマイルから距離を延ばし、今年で99回を迎える伝統のレースを始動戦に選んだ。 “欧州最強マイラー”チャリンや23年エリザベス女王杯覇者ブレイディヴェーグなど、豪華な顔ぶれで行われた2走前のマイルCSでG1初制覇。次走の香港マイルは地元のヴォイッジバブルに先着を許したものの、持ち前の末脚を存分に発揮して2着と力は示した。 ベテランの域に達したが、衰えは見られない。それどころか池江師が「切れが増してきたなという感じがします」と口にするように、…