「第59回小倉大賞典」が23日、小倉競馬場で行われ、4番人気ロングランが7度目の重賞挑戦で初タイトルを獲得した。鞍上の丹内祐次(39)は先月25日の小倉牝馬S(フェアエールング)に続き、冬の小倉開催で重賞2勝目を挙げた。 逃げ馬セルバーグが前半1000メートル通過58秒6のハイペースを刻み、縦長の隊列。末勝負に徹したロングランは直線に入った時点でまだ後方5番手だったが、馬場の真ん中から上がり3F最速34秒0の脚で差し切った。丹内は「ずっと悔しい思いをしていたので勝てて良かった。折り合い、手応え、どれも完璧。あとは仕掛けのタイミングだけ。馬の末脚を信じて乗りました」と満面の笑みを浮かべた。 小倉大賞典は23年4着、昨年2…