3月2日(日)のレースを最後に定年となる音無秀孝調教師が、チューリップ賞(3歳牝・GII・芝1600m)にサウンドサンライズ(牝3)で参戦する。 音無調教師は79年に騎手デビュー。JRA通算で1212戦84勝。85年にはノアノハコブネでオークスを制した。そして95年に厩舎を開業すると、同年の北九州記念をイナズマタカオーで制し、重賞で初勝利。06年の高松宮記念のオレハマッテルゼでGIトレーナーの仲間入りを果たした。その後もカンパニーやミッキーアイル、クリソベリルやインディチャンプなどの名馬を手掛け、10年には全国リーディングも獲得。ここまでJRA通算で8746戦996勝の成績を残している。この勝利数は現役に限ると国枝栄調教師に次いで2位、栗…