広い東京競馬場で行われる最長距離のハンデ重賞。今年の場合は最軽量53kgから59kgまでハンデが広がった。求められるものはスタミナと底力に加えて瞬発力。過去10年間で上がり最速馬は[7-3-1-0]と馬券圏内パーフェクトだ。特殊な条件下で行われるレースだけに「格」より長距離適性を重視したい。 ◎シルブロンは一昨年の本レース1番人気3着。当時は55kgのハンデだった。その後、思うような結果を残せないレースを続け、昨年は脚部不安を発症したこともあって前走のステイヤーズSはまったくの人気薄となったが、勝ち馬からハナ差2着と復調をアピールした。もともと右回り[1-1-0-7]に対して左回りは[3-2-2-5]というサウスポー。今回は57kgのハ…