「サウジC・G1」(22日、キングアブドゥルアジーズ) 1着賞金1000万ドル(JRAが定めるレートで約15億7000万円)を巡る戦い。4頭の日本馬が19日、決戦の地・キングアブドゥルアジーズ競馬場で最終リハを決行。3度目の海外遠征となるウィルソンテソーロは、同厩のウシュバテソーロとダートコースで併せ馬を行った。 向正面から5馬身先行する形でスタート。4角あたりで僚馬を内に迎え入れると、そこからはしぶとく脚を伸ばし、ゴール板では計ったように併入でフィニッシュした。ゴール直後に欧州調教馬で混雑するところもうまくさばいて抜け出し、サウジの地でも高値安定の状態をアピールした。 川田は「常に全…