25年のJRA・G1開幕戦となるダート王者決定戦「第42回フェブラリーS」の最終追い切りが19日、東西トレセンで行われた。根岸Sの勝ちっぷりが光るコスタノヴァが美浦Wコースを力強く駆け抜け、万全の態勢を整えた。 G1戴冠に向けて、根岸S覇者に課された試練は“中2週”のレース間隔。注目が集まったコスタノヴァの最終追い。Wコースの動きを見れば、その不安は一掃された。太田助手は「馬体の張りツヤも落ちていない。最後まで攻めの姿勢で馬に頑張ってもらっている」と元気いっぱいの愛馬に感心しきり。 序盤は3頭併せの真ん中に入り、折り合い重視。3?4角のコーナリングをスムーズにクリアし直線へ。鞍上が軽く手綱を促すと即座にギアチ…