栗東では武蔵野Sの覇者エンペラーワケアが鋭い動きを披露して好調をアピールした。 530キロを超えるパワフルな馬体を躍動させた。ダート戦で底を見せていないエンペラーワケアは坂路単走で最終追い切り。馬なりのままダイナミックなフォームで駆け上がり、4F53秒6?12秒5をマークした。セーブしているとはいえ、迫力満点の動きで好調をアピールした。見守った杉山晴師は「いつも通り、当該週は調教助手が乗って馬なり。時計的には目立たないけど、かえってそれぐらいでいいかな」とうなずく。 中間に強い負荷をかけており、最終追いでは動きを確かめる程度で十分。圧巻だったのが12日の1週前追い。初コンビとなる横山武が手綱を取り、坂路…