「フェブラリーＳ・Ｇ１」（２３日、東京） 　３月４日の定年引退を前に、音無秀孝調教師（７０）＝栗東＝がフェブラリーＳに３頭出しで臨む。芝ダート二刀流のサンライズジパングに、前哨戦プロキオンＳを制して勢いに乗るサンデーファンデー。そして復活を期す２３年ＢＣクラシック２着のデルマソトガケ。強力ラインアップで名伯楽のラストＧ１をＶで飾る。 　久々のマイルが起爆剤になるかもしれない。デルマソトガケは早くから海外で活躍し、３歳時に挑んだＢＣクラシックでは２着と世界が認めた脚力の持ち主。近走は不振が続くが、音無師は「ずっと二千を使っているけど、実はＢＣ以外はあまり走っていない。距離が長い可能性もある」と…