“大井の帝王”として地方、JRAを通じて国内最多の勝利数を挙げた的場文男(68)=東京都騎手会=が、引退会見を行った。一問一答は以下の通り。 -引退を決意されたのは。 「昨年2月に膝をケガ(左膝靱帯損傷、左膝関節血症)して、その後7月に5カ月ぶりに乗ったんだけど、ゲートを出て曲げたり伸ばしたりすると痛くて…。普通に生活する分には大丈夫なんだけど、もう競馬に乗るのは厳しいかな。やっていけないかなと思いました」 -68歳のここまで乗って来れた要因は。 「大きな目標は佐々木竹見さんでした。7151勝の日本記録。7000勝した時に“あと151なら、なんとかいけるかな”と思って。目標があったから…