来月末をもって現役を退く的場文男騎手が17日、大井競馬場で引退会見を行った。会見ではこれまでへの感謝の言葉を述べ、半世紀を超える現役生活を振り返った。 同騎手は1956年9月7日生まれ。73年10月16日にデビュー。帝王賞や東京大賞典など、南関東のビッグタイトルを数多く手中に収め、“大井の帝王”との愛称で親しまれた。豪快な騎乗スタイルを武器に02年、03年の地方全国リーディングを獲得。歴代1位となる地方通算7424勝(うち重賞154勝)を挙げている。昨年7月8日の大井3Rが最終騎乗となり、3月31日をもって引退することが今月14日に発表された。 会見に臨んだ的場騎手は、「51年間も乗れたのは自分ひとりの力じゃなく、関係者やフ…