「デイリー杯クイーンC・G3」(15日、東京) 完璧な競馬だった。3番人気のエンブロイダリーがレースレコードとなる1分32秒2をマークして初タイトルを獲得した。前半5Fが57秒2という速い流れを2番手から進め、余裕の手応えで4角へ。直線半ばで抜け出すと、最後は後続に2馬身半差をつけた。 テン良し、中良し、しまい良し。ルメールは「すごくいいスタートで2番手につけられた。いいペースのなかで落ち着いていたし、2番手でうれしかったです」と満面の笑み。意外にも鞍上にとって、これが今年の重賞初制覇。そして15年連続のJRA重賞勝利となった。「加速したらゴールまで速さをキープすることができる」という相…