3歳牝馬重賞「第60回クイーンC」が15日、東京競馬場で行われ、クリストフ・ルメール(45)騎乗の3番人気エンブロイダリーが抜け出し、重賞初制覇を飾った。勝ち時計は16年メジャーエンブレムのレースレコードを0秒3更新する1分32秒2。父アドマイヤマーズに初の重賞タイトルをもたらし、25年牝馬クラシック戦線に名乗りを上げた。 圧倒的なパフォーマンスを見せつけ、初タイトルを手にした。エンブロイダリーは好スタートを決め、逃げるロートホルンの後ろへ。前半600メートルは34秒2と締まったペース。直線に入り、残り400メートルで逃げ馬をかわす。200メートル手前でルメールの“気合”が入り、もうひと伸び。後続を2馬身半ちぎってみせた。…