地方競馬歴代最多7424勝を誇る「大井の帝王」こと的場文男(68)が引退を表明したことを受け、大井出身の内田博幸(54)が15日、東京競馬場で報道陣に対応。「ここまで頑張ったんだから新しい人生を楽しんでもらいたいです」とねぎらいの言葉を送った。 的場の兄で佐賀のジョッキーだった信弘さんから紹介され、大井の松浦備厩舎の門を叩いた内田。「15歳の時。雲の上の存在の人でした。松浦先生と的場さんが兄弟弟子なので、そういう縁もあってたまにご飯に連れて行ってもらったこともあります」と当時を回想した。 「長年大井のトップを張って、圧倒的存在でした。年齢からしてみれば遅すぎるかなという引退ですけど、大井の帝王として君臨…