3月2日(日)のレースを最後に定年となる音無秀孝調教師が、フェブラリーステークス(4歳上・GI・ダ1600m)の最高齢制覇に挑む。 音無調教師は54年6月10日生まれの70歳。79年に騎手デビュー。JRA通算で1212戦84勝。85年にはノアノハコブネでオークスを制した。そして95年に厩舎を開業すると、同年の北九州記念をイナズマタカオーで制し、重賞で初勝利。06年の高松宮記念のオレハマッテルゼでGIトレーナーの仲間入りを果たした。その後もカンパニーやミッキーアイル、クリソベリルやインディチャンプなどの名馬を手掛け、10年には全国リーディングも獲得。ここまでJRA通算で8736戦995勝の成績を残している。この勝利数は現役に限ると国枝栄調教師…