TCK特別区競馬組合は14日、大井競馬所属の的場文男騎手が3月31日付で引退すると発表した。 同騎手は1956年9月7日生まれの68歳。帝王賞や東京大賞典など、南関東のビッグタイトルを数多く手中に収め、“大井の帝王”との愛称で親しまれた。02年、03年には地方全国リーディングを獲得。歴代1位となる地方通算7424勝(うち重賞154勝)を挙げている。昨年7月8日の大井3Rが最終騎乗となった。 ■的場文男騎手のコメント 「皆様、長い間応援していただき、本当にありがとうございました。正直なところ、まだまだ乗りたい気持ちはありますが、昨年2月に膝を怪我し、一度騎乗を再開しましたが、膝の影響もあってか思うような騎乗ができず、体力的にも…